それはルルーシュの甘さが原因です。
果たして責められるべきは矢張ルルーシュなのでしょうか？
カレンが格好良かったです。
玉城も良かったです。
ジェレミアも良かったです。
ジノも、アーニャも、咲世子さんも、ギルフォードも、…
皆、きっとすごくそれぞれに光ってたと思う。
ルキアーノのバリ5くらいのフラグの立ち方に苦笑を禁じ得ませんでした。
千葉や朝比奈も同じく。
そういや朝比奈は何がしたかったんですか、今更信じられないって…そんな…
ニーナは人間として駄目だと思いました。
ゼロを殺したいならもっと局所的というか、せめて周辺1kmくらいのにするべきだった(そんなんも止めろと言いたいけど)。だってゼロたん飛ぶし。
これでゼロが殺せなかったわけですから、彼女はこの先どう動くのでしょう？
地球を呑み込むくらいのものでも作るんですか？
ねぇ。
ナナリーの表情は常に険しかった。
彼女は何も解らぬまま消えてしまったのですか？
彼女には、もっと別の未来があって良かった。誰にでも言えるかもしれないけど。
根底的な原因です。けれど一番の被害者には違いない。
ギルフォードが可哀想すぎた。
ルルーシュはコーネリアに彼の最期を伝える義務がある。それで殴られようと刺されようと。
けれどギルフォードは満足だったのでしょう。
「姫様は守れた」そう思って消えたのだと思うから。
そうでなきゃ、悲しすぎるよ。
スザク。
なんて君は損な役回りなんだ。
ルルーシュは気付いてくれるかな？ フレイヤを使ってしまったのは自分がかけたギアスのせいだと。
死を受け入れようとするスザク。
私はそんなの認めない。償いだとかそんなの関係無い。死ぬのはズルいよスザク。ここまできたらお前は生きろ。生きなきゃ、どうすんだよ。
ただまぁ、スザクが「勝てない」と言い出した時点でギアスが動くのは予想がついた。押す猶予を与えないほどにさっさと殺せれば良かったんだろうとは不謹慎にも思います。
ルルーシュは変に優しいから苦しいんだよ。
尽く自分の過去に首を絞められる。
「大切なものは？」命なんかじゃなかった、ナナリーだ、ナナリーが自分より大切だった、心からの叫び。
目的。理由。命より大切な。
もうゼロである理由はありません。
優しい世界なんて望めない残酷な世界。
けれどルルーシュは続けるのでしょう、ゼロであり続けるのでしょう。
それは復讐ですか。本当の修羅になりますか。
壊れて、しまいますか。
――話がしたいだけなんだ。
最後に話が出来たのは、いつだったか。
仮面を纏ったあの日でしたか。
最後にもらった言葉は自分を否定するもの、だなんて。
カレンがナナリーの兄への想いを持ち帰ってくれてるはず。
けれどそれが、一体何の慰めになるというのだろう。
裏切り。
裏切りです。
何が何を誰が誰を。
フレイヤ。
全部消えてしまいました。
光。
光が。
光はやさしくあって欲しかった。
核云々と取り沙汰されていましたが、まぁこれは核とは違うでしょう。
けれど怖い。
たぶんフレイヤは目にしたくない残酷な光景は何も残しません。放射能のように生き残った人たちを蝕みもしないでしょう。
けれど、
ぽっかり。
空いた穴は埋められない。
存在が消える。
その人が身につけていたものも何も残らない。
無が広がる。
彼らは生きてたはずなのに、死んではいないんだ、消えてしまったんだ。
実際はシュナイゼルが魔王です。
シュナイゼルはナナリーを見捨てたんだ。
ジノは何がしたいんでしょう。カレンに惚れたんですかそうですか。
アーニャはどうなったんだっけ。
大切なものが消えた世界では未来なんて語れないでしょう。
私までなにか大切なものが消えてしまった気分。
震えが止まらん。
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