忍者ブログ
西尾維新とコードギアスを尋常でない何かでもって愛してる受験生の日常とか語りとか。
| Admin | Write | Comment |
カレンダー
06 2025/07 08
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
茨崎絃真
年齢:
35
HP:
性別:
女性
誕生日:
1990/05/02
職業:
学生
趣味:
読書。ゴシック。ルルーシュ←
自己紹介:
受験生。華道部。茶道部。元合唱部。
和物も好きだけどゴシック何ぞやってみたり。
音楽は無節操に良いと思うものを聴く。
西尾維新を敬愛しコードーギアスを溺愛。その実態は自然との共生を願い現代テクノロジーに依存する矛盾を孕んだエセエコロジスト。
美しければ良いのさ。自分の美意識に素直になろうぜ、と自分に言い聞かせる日々。
最新CM
(12/24)
(11/24)
(10/01)
(08/03)
(07/14)
ブログ内検索
最古記事
(03/01)
(03/04)
(03/05)
(03/06)
(03/07)
QRコード
フリーエリア
最新TB
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

小話というか。ネタメモ。
本当はもっと楽しくなるはずでしたが痛恨の人選ミス!いたたた…

ギアスキャラ→戯言世界

なんで飛んでしまったのか、理由についてはいまいち考えられていませんが、ともかくも式根島的な何か(笑)

ルルーシュの頭脳は玖渚や潤さんにどこまで対抗できるのか。
スザクの運動能力はどこまで人外共と渡り合えるのか。

需要なんか知らないんだぜ!
愛してるんだもの!←

勉強は…うん(o・v・o)←


―――――――――――――――
―――――――――――――――



紫木一姫と闇口崩子は両手に買い物袋を提げて歩いていた。
背の低い二人にたっぷりの荷物は実に頼りなく見える。
事実、一姫は息も絶え絶えだった。しかし年下である崩子は整った顔に汗を滲ます様子もなく、涼しい顔で彼女たちの愛すべき家への帰路を歩いていたのだった。

「姫ちゃんに肉体労働は無理ですよ…ししょーの甲斐性なしぃ…」
「仕方ないですよ姫姉さま。今日の当番は私達です」
「鍋にしようなんて言わなきゃ良かったです」

はぁ。と、盛大にため息を吐いた彼女はしかし、ぴたりと立ち止まる。それは崩子にしたって、同じだった。

「……なにか」
「いますね」

鍋だ買い物だと文句を垂れていた少女二人は一転、鋭い空気を纏う。
今回のお話は微パラレルと微パラレルのパラレルスリップという何でもありを根底に添えているので、そう、二人は曲絃師と暗殺者という背景を持ちながらも実に安穏と仲良く暮らしているわけである。
が、いくら穏やかな日々を過ごしたところで、その起源は消えない。二人はそこにあってはならない、何者かの強い気配を感じたのだ。
此処は既に皆が暮らす骨董アパートに近い場所。師匠だかお兄ちゃんだか、ともかくも二人の親愛なる戯言遣いがすぐそこにいるわけで。彼のガーディアンでも自負していそうな二人は即座に覚悟を決める。
対象とは次の十字路で遭遇するだろう。向こうもこちらに気付いているかもしれない。――二人は珍しくアイコンタクトを交わすと、しっかり壁際に荷物を並べる。それは大事な晩御飯なのだ。
そして若干の余裕をもって待ち構える。

気配は二つ。
しかし、二人が危険を感じた気配は一つ。まぁ、危険、とはいえいつぞやの殺人鬼だのなんだのの気配に比べれば劣るのだが。

二つの気配は同時に止まる。
そして向かってきたのは一つだけ。
一つの、背の高い影。


「なっ…!?」


目を見開いて地面と仲良くなった男に、正直なところ一姫も崩子も拍子抜けする。
無論、男が自分でつまづいたわけではなく、その足には一姫が操る視認できない糸が巻き付いている。
一応の対応として(この時点で常軌を逸しているが)ナイフを掲げた崩子だったが、それにしてもその男――いや、少年からは"人殺しの気配"こそあれど自分達と同じ匂いは感じられない。

「なんなんだ君たちは」

突きつけられたナイフに臆することなく声を上げる。翡翠の瞳は真っ直ぐに崩子を睨み付ける。

「自分には、君たちを傷付ける意志はない」

しかしそれは、そういうことだ。暗に、やろうと思えばこの状態からでも傷付けることが可能だと言っている。

「…誰ですか、あなた」
「自分は……枢木スザク」
「枢木…聞いたことのない名ですね」
「あぁ、きっとそうだと思うよ。僕らはどうやら、此処とは違う世界から来たようだから」

その言葉に、崩子が疑わしげな視線を向ける。

「ごめん、聞いてくれないかな? 僕らも気付いたら知らない場所にいて困っているんだ。なんだったら僕の手をその切れ味の良さそうな糸で拘束してくれても良い。ただ、彼女には手を出さないでくれ。彼女は自分では歩けないから、君たちには何も出来ない。お願いだ。話だけでも」
「……仕方ないですね。これも師匠のせいだということにするです。あなたもどうやら、"裏の世界"の人間ではなさそうですし」

少年――スザクが来た方向を見遣った一姫はため息と共に糸を操り、スザクの足を絡めていたそれを回収する。

「彼女は?」
「……彼女はナナリー。ナナリー・ランペルージ」
「やっぱり外人さんですね。日本語わかるですか?」
「あぁ彼女は日本語も話せるよ。…此処は。日本、で良いのか」
「日本の、京都ですよー」
「京都……どうりで懐かしい気がするわけだ」

呟いたスザクは、背の低い少女二人から殺気が消えたことを感じとり、安堵と共に願い出る。

「彼女を連れてきても?」
「勿論です。お話は私達よりも、よく口の回る人がいますので。お連れします」



そんなこんなで。

枢木スザクとナナリーは何故だか戯言世界にやってきてしまったのだった。




つづく?





―――――――――――――――
―――――――――――――――
需要がないことを承知で始めてみた。何度も言いますが取り敢えずネタメモの一つということで。
本気で書くとなるとまた違ったアプローチになるかもです。
ちなみにルルーシュとC.C.は別ルート。
取り敢えずいーちゃんに引き寄せられるのは確実。

それにしても戯言キャラ久し振りすぎて(しかも雰囲気をギアスに寄せたから)書けない\(^O^)/
崩子ちゃんも姫ちゃんも別人だぁい。
スザクもなんか、よくわかんなくなりました。
意外に難しい…。

こうやって書いてると作品の雰囲気の違いがよーくわかりました(笑)
ギアスって理路整然としてるんですね…気配とか…言わねぇよなぁスザクでもw
戯言クオリティでアクションものになりかけます。
そうだよ、戯言は感覚で書くんだよ(自己完結)


どっちも原作の流れを無視で。
皆仲良しで良いんだよもう…!(ぁ)


ちゃんと書く時はどっちの人もわかるように補足いれます。
わかんない話、すみませんでした。




PR
この記事にコメントする
NAME:
TITLE:
MAIL:
URL:
COMMENT:
PASS: Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
初めまして
初めまして恭と申します。
茨崎様の素敵なギアス小説から流れてBlogを拝見させてもらっていた時に素敵な組み合わせを見つけて、嬉しさのあまりこんな時間にコメントしてしまいました、すみません。ギアスと戯言というクロスオーバーに需要があるのかと茨崎様は心配なされておりましたが、ありますよ!私は嬉しすぎて、いったん戻ってもう一度記事をクリックするという行動を二回して三回読み返してしまいました。身近に西尾さんの作品を知る人が居ないですし、ギアスと戯言の組み合わせを見たことが無かったので本当に興奮しました!お話の続き、茨崎様が書いて下さるのなら、私楽しみにして待ってます!


テンションが高い上に図々しいことばかり、失礼しました。
2008/11/24(Mon)05:29:40 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする
≪ Back  │HOME│  Next ≫

[753] [752] [751] [750] [749] [748] [747] [746] [745] [744] [743]

Copyright c 読書がいちばん。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By 深黒 / Template by カキゴオリ☆
忍者ブログ [PR]