泣きすぎて最後よく見えませんでした。
こんなに泣いたのは。
所詮アニメ、とか。もう言えない。
何から話せば良いんでしょう。
私は。
誰かが間違っていたとはもう、言わない。
いや。最後に一個だけ言いたい。
……お前ら、生まれる子が幸せになれると思うなよ。
あとはもう。
スザクは死んでるわけないと思った。嘘だって思ってた。信じたくないのもあったけど。
だからね。
ゼロが現れた時にはもう全部見えちゃったの。
スザクはルルーシュを殺すのを、寸前で止めるわけもないと思ってた。
茜空のBGMに、すごく奮えたの。
涙溢れた。
嗚呼、終わりなんだって思った。
でもね。
やっぱり生きて欲しかった。
ルルーシュにも人並みの幸せをあげたかった。明日があっても、良かったじゃない。
でもジェレミアは良い家臣でした。
ルルーシュのこと大事だから。だからこそ、意志を、尊重したんだよね。
ルルーシュのためにオレンジを作ってあげて。優しかった、どこかで間違ってしまった彼らのために。
アーニャ殺すのかと思ってびっくりしたよ。咄嗟にキャンセルしてあげてたから。本当に良い奴だなぁ。
ジェレは皆のギアスを、キャンセルしてあげたんだろうね。
シュナ様はボロボロだったけど。どこかで大人しくしていると良い。ルルーシュの行動を、愚かだと嘲りながらも泣けば良い。
嗚呼でも、ゼロスザクに従うんだっけ。
まぁそうだよね。ルルーシュは全てを赦すわけじゃないのでしょう。
スザクにも。シュナイゼルにも。そしてきっとナナリーにも。罰を与え続けている。
他の皆は、幸せなんだろうね。
カレンの姿をみて思いました。
負い目はあるでしょう。
でも、それもいずれ薄れてゆくの。
いつしか良い思い出だけが残って。
ルルーシュは皆の神様になるの。
世界を創ってくれた神様になるの。
それを知っているのは、理解することが許されるのは、戦い合った彼らだけなんだから。
ゼロ…スザク。
彼は想いだけで世界を創ることができるに違いないです。
ルルーシュのような狡猾さに満ちた頭脳はなくとも。
確かな想いがあるのですから。
だから。
だから。
枢木スザク、ではなく「ゼロ」、と察することが出来たカレンは誉めたい。全部全部理解したんでしょう。馬鹿な彼らを。馬鹿な自分を。
だからある意味。
幸せに生活することが、カレンの義務なんでしょう。
銃口ではなく、剣を向けたのは。
その手で彼の生を感じたのは。
スザクにとってはかなり辛いものだったでしょう。
父親を殺してしまったのも、同じようにナイフだったのだから。
ルルーシュもわかっててやらせたんだろうな。なんという鬼畜。
ナナリーはさ。
何もわかっちゃいなかったんだ。
最後のさいごまで、ルルーシュに育ててもらったんだ。
ルルーシュは。無意識にでも。ナナリーのところで死にたかったのかな。
ナナリーの傍に、いたかったんだよね。ルルーシュだって。ちゃんとナナリーを愛してたよ。愛してたから。
強くなって欲しかったでしょうね。
ナナリーの罪を背負おうという強い意志をも、ルルーシュは尊重してくれたのではないでしょうか。
天井知らずのエゴイズムですが。
そこがルルーシュの悪いところで、良いところ。決して醜くはない。美しいと思います。私はね。
会長とリヴァルが一番可哀想だな。
理解できたカレンやスザク、ニーナはまだ良かったのでしょう。
二人はただ。
ルルーシュを憎むことも、友人を殺したゼロを憎むこともできなくて。
…可哀想。
段々落ち着いてきました。
嗚呼、なんて綺麗だったんだろう。
また何か、気づいたら書きます。
そんな、一回じゃ無理。
最後、C.C.と一緒にいたのはルルーシュだと思うよ。
でも、違ったとしても。
C.C.をわかってくれる人なら良いね。
そしてルルーシュは、Cの世界から見守って、くれてる、なら。
ありがとう。
出会えて良かった。
どこかに何かが残ります。
それが何か、まだわからないけれど。
たくさんたくさん考えて、たくさんたくさん愛したから。
良かった。
監督、脚本、その他スタッフの皆さんに感謝します。
悲しいけれど。
幸せです。
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