戯言(というか零崎)で小咄(も何も極々ありきたりなお話ですが)
体力測定
1.握力
「握力だってよ、汀目」
「あーメンドイな……軽くで良いか……?」
「お前が良いなら良いんじゃない?(苦笑)」
「どっちから? 右手?」
「うん」
「…………うぃ」
「…………………軽く?」
「軽くだぜ?」
「これが?」
「これが」
「………………あと少しで70いくってとこなんだけど?」
「………………ははっ(笑って誤魔化せ)」
2.上体起こし
「汀目、絶対腹筋凄いだろ」
「割れてる?」
「……一応」
「すげぇ…あ、30秒間だって」
「よーいスタート」
…………。
「ありえねぇよ」
「速さが異常だよ」
回数はご想像にお任せします(何)
3.反復横跳び
「俺が汀目の数えるよ」
「よろしく」
ピーーっ(笛)
タッタッタッタ
タッタッタッタ
タッタッタッタ……――
「先生(挙手)」
「なんだ?」
「汀目の速すぎて数えられません」
「……………は?」
「速すぎて俺の動態視力じゃ追い付きません」
「………汀目」
「ナンデスカ」
「回りが数えられるスピードでやろうか」
「…………?」
先生……それ何か間違えてるよね。
**
人識、もとい俊希くんは体力テストなんか必要ないよね。
きっと全てを満点で済ませるんだ……(惚)
体育の時間はある意味楽しいです。
きっと何やっててもニヘへとしてる茨崎がいるでしょうね(ぁ)
小咄は楽で良いですよ…(ぁ)
PR