「あと一週間ちょいで8月も終りですね…」
「あー世の中の学生は夏休み終わるのか」
「私も一昨年までは夏休みをエンジョイしてましたのに」
「でも宿題とか面倒じゃねぇ?」
「ですけどね。っていうか私、普通に学校通ってたら受験生じゃないですか」
「あぁ、ほんとだ。良かったな学生辞めて」
「あんまり良くないですよう…」
「そうかぁ?毎日休みみたいなもんじゃん」
「バイトで忙しいです。義手がぶっ壊れそうなくらい働いてます」
「しゃあねぇだろ。俺だって働いてるぜ」
「…………はぁ。私も大学生とかやってみたかったです」
「どっか行きたいところでもあったのか?」
「鹿鳴館大学」
「……」
「嘘です。何も決まってませんでしたよ」
「ふぅん…お前も随分のらりくらりと生きてるからなぁ」
「人識くんに似たんです。前世では本当の兄妹だったから」
「はいはい。俺はもうバイト行くけど」
「あれ?コンビニですか」
「違うよ」
「どこのですか?」
「場所は知らんが、自称天下無敵・赤色の次に強い大泥棒さんのお手伝い」
「……頑張れですね」
「おおぅ。終わったらどっか美味い飯でも食いに行こうぜ」
「臨時収入万歳」
零崎さんちの生き残り組。
二人はこんくらい軽い感じで生きてれば良いと思うよ。
話の内容は適当に浮かんだことだから余計雑談チックじゃねぇか。
あは。
終わっちゃうね、夏休み。
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